近投で手返しよく良型を攻略
坂手良祐選手が初優勝！
 

1位 坂手 良祐 選手／2位 塩﨑 賢 選手／第3位 妹尾 泰博 選手

去る6月25日（土）、6月26日（日）の2日間にわたり、鳥取県弓ケ浜にてシマノ・ジャパンカップ投げ（キス）釣り選手権大会を開催いたしました。

今大会に出場したのは、全国各地で開催された地区大会からセミファイナル大会（東日本、西日本）の激戦を勝ち抜いた精鋭21選手に、2019年度全国大会上位入賞者3名のシード選手を合わせた24選手。

2日間の予選5試合を戦い、決勝へ駒を進めたのは1位通過の坂手良祐選手、そして、2位が塩﨑賢選手、3位が妹尾泰博選手となりました。

SDGsを見据えた取り組みに則り、水産資源保護の観点から、競技時間を１試合60分に短縮し、10匹までの総重量で勝負が争われることになった今大会。良型1匹を持っているかいなかで勝敗が分かれる試合が多かった印象です。

決勝の競技エリアは海に向かって左から約30mの範囲でA・B・Cのブロックに分けられ、前半戦・中盤戦・後半戦を各30分の競技時間になります。5分間のインターバルをとってブロックをローテーションしながら釣っていきます。

（ローテーションは、A→B→C、B→C→A、C→A→Bの順になります。）

予選１位通過の坂手選手がCを選択し、２位の塩﨑選手がAを選択、最後の妹尾選手がBとなりました。

前半戦はどの選手も3～5連で数を伸ばし、時おり良型が混ざりますが、坂手選手がひと回り大きいシロギスを確保しており、なかでも２投目で釣った1匹がひときわ大きいです。
中盤戦は塩﨑選手、妹尾選手が中型の連掛けを見せ、数では優勢。坂手選手は少しペースダウンしましたが、良型が混じっているのが強みです。
終盤戦は塩﨑選手の独断場。投げる度に4～5連で、しかもペースが早く投てき回数も多いです。

最後のホーンが鳴り、決勝戦が終了しました。ここから10尾の検量が始まります。総重量勝負ではないため、誰が勝っているのか読みにくいです。

検量の結果、見事栄冠を勝ち取ったのは354gを釣った坂手選手。続いて、2位が334gで塩﨑選手、3位が286gの妹尾選手と続きました。

「いつもどおり、得意な手前の釣りをやり通しました。決勝では前半戦、中盤戦で良型を確保し逃げ切れました」と振り返る坂手選手。大一番でいつも通りのことをやるのが一番難しい。それを黙々とやり遂げる坂手選手に勝利の女神が微笑みました。

フォトレポート

成績表

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