クロダイ(チヌ)釣り選手権大会

第12回全国(2024年度)大会 大会結果

上位入賞選手コメント&タックル

優勝

辻 憲志郎(ツジ ケンシロウ)選手

プロフィール

年齢 40歳
磯釣り歴 10年
在住 熊本県
所属クラブ 都ファンクラブ
ホームグラウンド 熊本・天草松島

使用タックル

ロッド 鱗海アートレータ 0.4-530
リール BB-X デスピナ 2500DXG
ミチイト PE 0.8号
ハリス フロロカーボン 1.75 号 2〜2.5ヒロ
ウキ止メ なし
ウキ カン付きタイプ G3〜3B
マーカー 大きめのストッパー
ガン玉 後半はなし
ハリ チヌバリ 2号

コメント

昨年のジャパンカップクロダイ全国大会にも出場していて、今年も試し釣りにも入りました。宿毛湾の印象はクロダイの数はホームグラウンドと比べて少ないですが、サイズが大きいので1尾1尾を大事に釣ることがポイントになると思っていました。
第1試合は、水深がある地元に似ている釣り場で釣りやすく、5尾対0尾で勝てました。第2試合は引き分けでしたが、第3試合は先行したものの後半に追い込まれましたが、最後に1尾追加してギリギリ勝てて、昨年できなかった予選リーグ突破ができました。
準々決勝は前半リードされましたが、最初から後半の磯で勝負と思っていたので、対戦相手の力石選手の釣りや釣り場を観察しながら後半に備えていました。地元の釣りに近い感じでゆっくり入れていく釣りで後半にクロダイを釣り上げて勝つことができました。準々決勝は釣友の下西ノ園選手との対戦で、どちらも手の内を全てわかっている勝負でした。
この試合は前半勝負と思って、釣れそうな釣座に入って3尾釣って勝つことができました。
決勝戦前半に比嘉選手にリードされている時ですが、比嘉選手も友達なので、負けても「おめでとう」という感じで焦らずに釣っていました。後半はクロダイがマキエサの直下に食べに来ると思って、スルスルでサシエサを底に置いて、誘い用のマキエサを撒いて誘ったりしてヒットさせました。ただ比嘉選手も5尾釣るだろうと思っていたので、どれだけ型を出すかを考えて釣っていました。試合終了時点では比嘉選手の魚を見えてなかったので勝ったと思っていなくて、検量を終えて始めて優勝したことがわかりました。
今は肩の荷がひとつ降りた感じでリラックスして余韻に浸っています。来年の大会が近づいてきたら、またそれにむけて気持ちが上がってくると思います。

2位

比嘉 宗信(ヒガ ムネノブ)選手

プロフィール

年齢 35歳
磯釣り歴 15年
在住 沖縄県
所属クラブ なし
ホームグラウンド 沖縄県・西崎

使用タックル

ロッド 鱗海アートレータ 0.6-530
リール BB-Xハイパーフォース 2500 DXXG S L
ミチイト ナイロンライン 2号
ハリス フロロカーボン 1.7 号 2ヒロ〜2ヒロ半
ウキ止メ あり
ウキ 0
マーカー あり
ガン玉 G5
ハリ チヌバリ 3号

コメント

宿毛湾では何度かプラをしましたがあまり釣れず、場所によってクロダイの捕食の仕方が違うとの印象がありました。
第1試合は潮通しの良い沖の磯で竿1本のタナで1尾釣りましたが、相手が2尾釣って負けました。第2試合は湾の奥の磯で、今度は竿1本の半遊動仕掛けがしっくりきて最初から連発して勝つことができました。第3試合は再び潮通しの良いポイント「ジャノクビ」でした。ここは終盤まで2人とも0尾でした。あまりにエサを取られるのでクロダイが上ずっていると予想して遊動部分を無くして浅ダナを狙ったところ、今大会で一番大きい自己記録でもある56cmがヒットました。対戦相手の矢野選手も掛けてダブルヒットでしたが、僅差の勝負で勝つことができました。
準々決勝の対戦相手の小松選手は、グレの大会で何度か負けており、相性の良い相手ではなかったです。3試合目と同じくクロダイが上ずっているのだろうと思ってハリスを2ヒロちょっとにすると、それがよかったのか前半に3尾釣れ、後半にも追加できて運良く勝てた感じでした。タナを浅くして上ずったクロダイを狙ったのが良かったと思います。
準決勝は前半に小型を3尾釣ったあと、喰い渋ったのか後半に入るとクロダイらしいアタリのない状態でした。一度、怪しいウキの動きがあったので同じ所を狙っていると山田選手が掛けられて、それを見ていると手元までひったくっていくアタリが来て勝つことができました。
決勝戦も同じく浅めの仕掛けで、仕掛けの後にマキエを打つパターンで前半のクロダイはヒットしました。後半は狙う場所が定まらず、近距離を狙って1尾を追加しました。
来年も簡単には勝たせてもらえない試合だと思いますので、シード選手ということは考えずに1尾1尾釣っていこうと思います。

3位

山田 雄士(ヤマダ ユウジ)選手

プロフィール

年齢 34歳
磯釣り歴 15年
在住 三重県
所属クラブ なし
ホームグラウンド 和歌山県・湯浅、有田

使用タックル

ロッド 鱗海リミテッド 1-530
リール BB-Xテクニウム C3000DXXG S R
ミチイト ナイロンライン 1.5号
ハリス フロロカーボン 2 号 竿1本
ウキ止メ なし
ウキ 0シブ
マーカー あり
ガン玉 なし
ハリ チヌバリ 3〜4号

コメント

宿毛湾には大会前に試し釣りに入りました。この時期の宿毛湾は、沖の磯は潮が澄んでクロダイが少なくて湾奥の方にかたまっていることが多いですが、今年は沖の方までクロダイの好きな濁りの入った潮があるので沖の磯に渡っても勝負になると思ってました。
第1試合は1尾ずつの重量勝負となったのですが、53cmほどのクロダイを浮かせた後にバラシてしまい負けました。気持ちを切り替えて挑んだ第2試合は、前半に入った釣座が有利と思い30〜40m沖を狙い、2尾釣って勝つことができました。3試合目の磯は一番クロダイがいなさそうな釣り場で、クロダイがいるならこちらと思ったのは後半の釣座でした。グレが多いのでサナギコーンでの徹底した待ちの釣りで良型を釣り上げ勝てました。
準々決勝は波多江選手との対戦で、似たサイズの小型を僕が3尾、波多江選手が2尾で勝つことができました。この試合に勝って3位以上が確定してシードをもらえるとわかったので、ほっとしましたが、それが良くなかったのかもしれないですね。
準決勝、前半の釣座はクロダイがいないような状態でした。後半は、待って待ってクロダイが入ってくるのを待つのが最善だと思って、目立つ大きなエサでやっていました。後半にクロダイを釣り上げた時は比嘉選手が竿を曲げているのには気がついていませんでした。
これまで表彰台に乗るのを目標にしてやってきて、それは達成できたのですが、負けたことがこんなに口惜しいのかというのが実感でした。前回、今回と参加して、十分に優勝を狙っていける実績は残したと思うので、次回は堂々と優勝を目指していきたいと思います。

 

3位

下西ノ園 大地(シモニシノソノ ダイチ)選手

プロフィール

 

年齢 41歳
磯釣り歴 11年
在住 熊本県
所属クラブ MFC
ホームグラウンド 熊本県・天草

 

使用タックル

 

ロッド 鱗海マスターチューン 1−530
リール BB−Xリンカイスペシャル 1700DXXG
ミチイト リミテッドプロG5+ PE サスペンド イエロー 0.8号
ハリス リミテッドプロ マスターフロロ タフマッド 1.5号
ウキ止メ あり(状況に応じてなし)
ウキ B〜0(状況に応じて使い分け)
マーカー 潮受けタイプ
ガン玉 B〜G5
ハリ チヌバリ2号

 

コメント

 

前年の順位、4月の地震で延期とあり、いろいろな意味で重圧と不安がある大会でした。前回大会終了後から、九州の海とはまったく違なる高知の磯で、どうやったら釣れるのか、変更になったルールの中でどう試合を組み立てるのかを意識しながら練習してきました。
精神的には前回より落ち着いていましたが、全国のクロダイ釣り名人が集まっていると考えると1試合目はかなり緊張しました。開始早々、良型をバラしてペースを乱しましたが、応援して下さった釣友、家族、大会前に他界した祖母に良い結果を届けたい、勝ちたい、という気持ちを持って、辛うじて勝つ事ができました。
2試合目は、昨年の決勝の対戦相手、沖縄の濱川選手との試合でした。磯選択の優先権はなく、そこでなぜか気持ちが吹っ切れました。まずプレッシャーに負けないように意識して釣りをし、前半3尾を獲得して気持ちに少し余裕が出来ました。前大会の「プレッシャーに負けた」という気持ちを少し克服出来てよかったです。3試合目は、クロダイを掛けることも出来ず反省ばかりの釣りでした。
準決勝は、ジャパンカップの頂点を目指して切磋琢磨してきた釣友の辻選手と一生の思い出に残る試合が出来たと思います。この試合の負けは、自分にとって一生の宝になると思います。今大会を通して、改めて自分の釣りを見直すいい機会になりました。また、対戦相手の選手だけでなく、全国の方々から良い刺激をいただき、さらに前大会より知り合いも増えました。次の全国大会は、いつも通りの自分の釣りを出して、1つでも多く勝てるように頑張りたいです。そして、天国の祖母にこの結果を届けることができて良かったです。おばあちゃん、ありがとう。