釣り選手権大会

狩野川大会 大会結果

シマノ ジャパンカップ 鮎 狩野川大会

 

1位 松本 暁人 選手/2位 佐藤 裕人 選手/3位 西川 鎭央 選手

日時 2025年6月14日(土)
場所 狩野川松ヶ瀬(静岡県)
天候 曇り時々雨

2025年シマノジャパンカップ 鮎釣り選手権 狩野川大会が2025年6月14日(土)に狩野川松ヶ瀬(静岡) にて開催されました。


梅雨時期特有の不安定な天候が続き、雨による増水の影響で水量的には好条件となっていましたが、水温は思うように上がらず、特に大会前日の夕方には北東風の影響でさらに水温が低下しました。


大会当日は一日中曇り空で、後半には小雨もぱらつく天候となりました。気温は28度前後まで上昇しましたが、日照が足りなかったため、水温は終日16度程度と安定したままで、朝・昼・晩を通じて大きな変化は見られませんでした。

川の水位は前日より約10cm下がり、どの場所でも渡渉可能な状況でした。また風もなく、蒸し暑さを感じる中で競技が行われました。


川には鮎の姿が多く見られましたが、「食みが短く、追い気が出ていない」という低活性の状態で、釣果を上げるには難しいコンディションとなっていました。浅場では青藻の付着により釣りづらく、青藻のない本流筋を狙った選手も、反応が得られるまでにオトリが弱ってしまい、思うようにオトリの循環ができないという苦戦が続いていました。


前年に比べて魚影は数百倍とも言えるほど豊富でしたが、曇天と水温の低さが影響して鮎の活性スイッチが入らず、オトリ交換がままならない選手も多く見受けられました。


そのような厳しい状況下でも、うまく釣り方とオトリ循環を成立させた選手は釣果を上げており、鮎の平均サイズ14~16cm、最大22cm、予選最多釣果は17匹という結果が出ました。


狩野川は海産系の河川であり、ニゴイなどの外道によるエサ取りの心配が少ないことも特長です。そのため、流速を意識した釣りが有効で、ポイントに長く仕掛けを安定して入れ続ける戦略が求められました。

 

大会当日は水温の低下により鮎の攻撃的な追いが見られない厳しい条件ではありましたが、その中でも威嚇的な短い追いを捉え、錘を使用するなどして仕掛けをしっかりポイントに留めた選手が、確実に釣果を出していたようです。

 

このような厳しい状況での大会で、松本暁人選手が見事優勝され、松本選手を含む6名の選手がセミファイナル中日本大会への出場権を獲得されました。

フォトレポート

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

検量

 

検量

 

検量

 

1位

 

2位

 

3位

 

表彰式

 

セミファイナル進出者

 

鮎寄付

 

集合写真

成績表

成績表はこちらからご覧いただけます。(PDF形式)


※敬称略
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