(グレ)釣り選手権大会

2025年度セミファイナル九州大会 大会結果

シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)2025年度セミファイナル九州大会

 
日時 2025年10月17日(金)
場所 米水津(大分県)
天候 晴れ

2025年10月17日(金)、シマノジャパンカップ 磯セミファイナル九州大会が大分県佐伯市米水津一帯の磯にて米水津瀬渡し組合さまの協力の下、予定通り、開催されました。大会近日、このエリアでの釣果は明確なアタリは少ないものの、地磯エリアでは小型のグレが多く、その中から単発的に良型が釣れる状況で、沖磯エリアでは中型グレの数釣りができていたため、いかに良型を引き出せるかが勝敗を分ける要因になるだろうと想定されました。

 

大会当日、蒸し暑さを感じる夜明け前の会場に各地の予選を勝ち抜けた30名の選手とシード選手の9名、インストラクターの選手2名、計41名の選手が集まり、受付を開始。抽選くじを引き、対戦相手が決定しました。

 

今大会は、キープサイズは設けておらず、1試合につき2名もしくは3名の対戦で、ハーフタイムで釣り座を交代し、2試合の合計勝ちポイントと重量差で順位が決定する仕組みです。そして、総合的なムラができないように4ブロックに分かれ、1試合目と2試合目でエリアが入れ替わり、各ブロックより上位2名、計8名の選手が全国大会への切符を手にすることとなります。

 

当日の潮周りは若潮。まだ薄暗い朝5時30分、各ブロックに分かれた選手を乗せ、出船となりました。これから夜が明けた6時30分より前半60分、後半60分の計2時間に及ぶ1試合目がスタートします。試合時間の潮は終始下げ潮。前述のとおり、グレは釣れてくれるだろうと思っていたのですが、海の状況を見ると危険なほどではないものの、南東からのウネリが予想より入っており、北東の風も強く吹いているタフコンディションであったため、釣果への影響が懸念されました。

 

1試合目が終わり港に帰って検量です。ウネリや強風の影響を受け、釣り辛い状況だった磯や若潮独特の動かない潮での磯ムラ、良型サバやアジに邪魔され本命が釣り辛かった磯などもあったようですが、沢山の選手がグレを持ち込んでいました。全選手の検量が終わり、休む暇なく2試合目に向かう船に乗り込みます。

 

エリアが変わり、対戦者も変えて2試合目が開始されます。2試合目の潮は終始上げ潮。ウネリは落ち着いていましたが、強い風は変わりません。この2時間の勝敗と重量差で全国大会出場の権利が決まります。

 

決戦の前後半2時間の試合を終え、帰港となりました。2試合目の時間帯は、上げ潮となり、活性が上がることが期待されましたが、潮がなかなか動かなかった磯が多くあったのと、収まらない風に選手は苦戦された模様。そんな中でもさすが予選を勝ち抜けた選手の皆様、2試合目もしっかり検量に持ち込んでいました。2試合目の検量も終わり、結果が出るまでの時間は共に競った選手同士、話が弾んでいます。

 

さて、いよいよ結果発表。

 

宮之浦B大会を勝ち抜けた橋本 剛寿(ハシモト タカトシ)選手が勝ポイント6、3kgを超える合計重量差をつけ、見事優勝されました。橋本選手を含む8名の選手が全国大会出場となりました。

 

セミファイナルを通過し全国大会への切符を手にした8名の選手の皆様、おめでとうございます。来月の全国大会では、今回敗れた選手の分まで存分に楽しんで戦ってきてください。

 

出場された選手の皆様、お疲れさまでした。そして、ご協力いただいた米水津瀬渡し組合さま、ありがとうございました。

フォトレポート

 

受付・抽選

 

大会説明

 

タックルチェック

 

タックルチェック

 

渡礁

 

帰港

 

検量

 

釣果

 

釣果

 

釣果

 

表彰式

 

表彰式

 

集合写真

成績表

全選手の成績表はこちらからご覧いただけます。(PDF形式)
ブロック別結果はこちらからご覧いただけます。(PDF形式)


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