(グレ)釣り選手権大会

伊浜・妻良・雲見A大会 大会結果

シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)伊浜・妻良・雲見A大会

 

1位 伊藤 ケンジ 選手/2位 赤嶺 吉蔵 選手/3位 杉本 真二 選手

日時 2024年5月16日(金)
場所 伊浜・妻良・雲見(静岡県)
天候 晴れ

2025年シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権 伊浜・妻良・雲見 A大会が5月16日(金)に静岡県・伊浜・妻良・雲見エリアで開催されました。

 

大会前の数日間は穏やかな晴天が続き、海上もそよ風が吹く程度でどの磯へも問題なく渡れそうな状況でした。大会前日の伊浜エリアの水温は19.8℃。先週までよりもだいぶ上昇してきました。潮の流れは速過ぎず、遅過ぎず良い雰囲気の上り潮ですが、釣況は少し前から各磯は小サバが猛威を振るう状況になり、無数の小サバの群れからサシ餌を突破させるのにかなり苦労するとのことでした。磯によって釣果にバラつきがあり、釣れている磯ではグレが入れ喰いになることもあったようです。

 

大会当日の16日は68名のアングラーが集い、セミファイナル出場権をかけて競い合うこととなりました。前日同様に好天に恵まれ、早朝は気温17度程度で薄着でも過ごしやすい気温となりました。日中は薄曇りではありましたが、時折日差しが強くなり、気温は23度まで上がり、湿度もやや高く、南寄りの風だった事から体感的には実際よりも非常に暑く感じる日となりました。海はこの日もベタ凪で、各エリア何処の磯へも予定通りスムーズに渡礁できる釣り日和の大会となりました。水温は前日とほぼ変わらず19.7℃、選手の渡礁時は前日よりもかなり緩めの上り潮、のち時間の経過とともに緩い下り潮へと変わり、場所によっては納竿前には下り潮がかなり早くなった磯もあったようです。

 

伊浜エリアに渡礁された総合1位の伊藤選手は、ガン玉の重さを調整しながらグレのいる層へ仕掛けを届け、釣果を伸ばすテクニカルな釣りを展開させて数・型とも伸ばしながら、グレの入れ替えを繰り返し、見事この日の最大重量の2,181gの釣果を記録されました。
同じく伊浜エリアに渡礁された河井選手は、釣り方が伊藤選手とは異なり、サバを交わしながらタイミング良くサラシの先で浮いてくるグレを直接狙い、釣果を伸ばし、同様にグレを入れ替えながら釣果を伸ばし、この日全体2番目となる重量2,084gを記録されました。

 

妻良エリアへ渡礁された赤嶺選手の磯では潮が全く動かず、大量に湧く小サバを撒き餌で沖へ遠ざけ、手前でグレを掛けていく釣りが功を奏し、予選通過2位となる1,770gの釣果を記録されました。

 

雲見エリアに渡礁された杉本選手は、優先権が後だった為、船着きの裏から前半戦スタート、見たところ沖にいたサバが裏では見当たらず、コマセワークで調整しながら早い段階でリミットメイク。その後は全く釣れなくなってしまったそうですが、納竿間際に25cmのグレを釣り上げ、入れ替えに成功させて、予選通過3位となる1,452gの釣果を記録されました。

 

この日は、コマセワーク、仕掛けの調整、何種類ものサシ餌を試したり、幾つもの釣法を試行錯誤し、表層に居座る大量の小サバの群れからサシ餌を突破させ、居付きの個体を狙った選手が釣果を上げていました。
また渡礁した磯やエリアによっても釣果にかなり差が出る結果となりました。

 

優勝を収めた伊藤選手、他計5名の選手がセミファイナル東海大会への進出を果たしました。

 

参加者の皆様には資源保護の観点から検量後の魚のリリースを実施していただき、環境に優しい大会運営へのご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

フォトレポート

 

受付

 

大会説明

 

渡船風景

 

渡磯風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

大会風景

 

検量

 

1位

 

2位

 

3位

 

インタビュー

 

表彰式

 

競技委員長ご挨拶

 

リリース風景

 

集合写真

成績表

成績表はこちらからご覧いただけます。(PDF形式)


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