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磯(グレ)釣り選手権大会
伊浜・妻良・雲見B大会 大会結果
シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)伊浜・妻良・雲見B大会
1位 桃原 健 選手/2位 三嶋 英明 選手/3位 生田 典男 選手
日時 | 2025年5月24日(土) |
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場所 | 伊浜・妻良・雲見(静岡県) |
天候 | 曇り |
2025年シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権 伊浜・妻良・雲見 B大会が5月24日(土)に静岡県の伊浜・妻良・雲見エリアで開催されました。
大会前日は北東の風が10m程吹きましたが、海上の波は1m程度で、どの磯へも問題なく渡れたそうです。大会会場となる各エリアも水温は20℃前後で先週とほぼ変わらぬ水温。潮の流れは朝から一日中速い上り潮。釣況は先週から居座る小鯖のエサ取りは居るものの表層までは浮いてこない状況になり、サシエは突破しやすくなったとの事でした。
先週予定されていたB大会は荒天のため延期となり、一週空けてのB大会開催となりました。
大会当日の24日は66名のアングラーが集うこととなりました。前日同様に北東風が吹いていましたが、風速8mと若干弱くなりました。早朝の気温は約18度で北東風のためか、少し肌寒く感じますが、釣りをするには快適な気温。一日中曇天でしたが、雨が降ることもなく、海上は凪で少しざわつきがあるくらいの良い状況でした。各エリアの各磯へも予定通りスムーズに渡礁できる、釣り日和の中での大会開催となりました。
水温は前日よりも上昇し22.5℃と少し高くなりました。この日も前日同様、選手の渡礁時からかなり速い上り潮が通していました。そんな中、船長達の判断により、片潮で釣りにくい磯は避け、選手の皆さんにより良い状況となる場所選択をしてくださいました。
伊浜エリアに渡礁された総合1位の桃原選手は、浮いているグレを浅タナ1ヒロくらいで20匹以上釣り、数・型ともに伸ばしながらグレの入れ替えを繰り返し、見事この日の最大重量の4,992gの釣果を記録されました。優勝者インタビューで今回の秘訣を伺うと、とにかくタナを浅くして、浮いたグレを狙う作戦だったとのことでした。
妻良エリアへ渡礁された三嶋選手の磯では、朝一から小鯖の姿も見えず、釣りやすい状況。潮が速くなると木っ端グレになってしまいましたが、潮が緩くなった時に良く釣れたとのことでした。エサ取りは一投一匹でイサキが釣れてしまうほどイサキが多かったそうです。
また足元を狙うとアオブダイが乱舞してきたので、狙い所を20m程先に変え、数を揃えたそうです。浅タナでは尾長が釣れたそうですが、型が小さかったため、竿1本〜2本の深タナで口太を狙い、イサキのエサ取りをかわしながら良型を揃えていくテクニカルな釣りを展開し、予選通過2位となる4,070gの釣果を記録されました。
伊浜エリアに渡礁された生田選手は、朝から上り潮の激流だった為、前半戦に竿を出した北側で、緩んだ巻き込みの潮に焦点を絞ったそうです。こちらも浅タナでは30cm前後の尾長は釣れるものの、型が上がらなかったため、タナを深くして竿1本位を探って口太狙いに切り替え型を揃えて、前半戦でリミットメイクを達成。後半戦では潮が速すぎて釣りにならなかったそうですが、予選通過3位となる3,571gの釣果を記録されました。
この日は先週の状況とはだいぶ変わり、潮も良く流れ、海もベタ凪ではなくちょうど良いざわつき感があり、小鯖の猛襲も納まり、釣りやすい状況でした。たくさんの選手が検量に魚を持ち込み、とても盛り上がる大会となりました。中でもエサ取りとなるイサキをかわしながら、深タナで良型の口太を狙った選手の方々に軍配が上がりました。
優勝を収めた桃原選手、他計4名の選手がセミファイナル東海大会への進出を果たしました。
参加者の皆様には資源保護の観点から検量後の魚のリリースを実施していただき、環境に優しい大会運営へのご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
フォトレポート
受付
大会説明
渡船風景
渡磯風景
大会風景
大会風景
大会風景
検量
表彰式
セミファイナル進出者
リリース風景
集合写真
成績表
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