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磯(グレ)釣り選手権大会
U-35大会 大会結果
シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)U-35大会
日時 | 2025年6月22日(日) |
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場所 | 日振島(愛媛県) |
天候 | 晴れ |
2025年6月22日(日)、シマノジャパンカップ 磯釣り選手権 U-35大会が、愛媛県日振島にて開催されました。
U-35大会とは、2025年12月31日時点で35歳以下の若手選手の頂点を決する大会で、昨年度に引き続いて2度目の開催になります。今年は全国より58名の若き実力者が参加。全国に名を馳せるグレの聖地において、日頃鍛えた釣技を競いました。
試合は前半1時間、後半1時間、計2時間のマンツーマン対戦を2試合行い、5尾の総重量で勝敗を決定します。順位は勝ポイントの合計および対戦者との釣果重量差の合計によって決まり、上位5名の選手にセミファイナルへの進出権が授与されます。
当日の天気は予報に反して晴れ。梅雨にもかかわらず気温は30℃を超え、炎天下での戦いとなりました。
陸の上は梅雨を通り越して真夏の様相でしたが、日振島における今期の梅雨グレは例年になく好調。30〜35cmが中心ながら時折良型が混じり、直近には52cmの大型が出ているという状況でした。当日は南寄りの風がやや強く、釣り場は島の北側に限定されましたが、大型は外海に面した南側より、むしろ北側の磯のほうがよく釣れているとのこと。選手としてはぜひとも大型を仕留めて、有利に試合を展開したいところです。
そんな事前情報を裏付けるように、第一試合では40cmオーバーの良型が続々と検量に持ち込まれました。5尾で4kgを超える好釣果を叩き出した選手が2名もいましたが、これだけ良型が釣れているということは、一発大型で巻き返しのチャンスが誰にでもあるということ。勝負はまだまだわかりません。
続く第二試合でも50cmジャストの口太を頭に、40cm台後半の大型が何尾も仕留められました。検量の結果、2試合で7,313gの合計釣果を記録した谷口航選手が1位を獲得。続く2位には相原健太郎選手、3位には泉椋介選手、4位には高野廣樹選手、5位には今村裕作選手が入賞し、以上5名の選手がセミファイナルへの切符を手にしました。
U-35の頂点に輝いた谷口航選手は、当日の釣りについて次のように語ってくれました。
「1試合目は目視で確認できるグレがまったくいませんでした。全遊動仕掛けで2尾釣ったもののアタリが出なかったので『ベイシス ゼロピット L 3B』を使った半遊動に変更しました。遠投の釣りと聞いていたのですが沖を攻めても釣れず、地元の伊豆でやっている際やシモリ周りを狙う釣りに変えると大きいグレがヒットしました。2試合目は1試合目と同じ3Bのウキにハリス2号の仕掛けで挑みましたが、アタリはあるもののすぐにグレが付けエサを離すので、ウキを『ゼロピットDVC TYPE-B M G3』、ハリスを1.25号、ハリを2号に変えました。矢引きくらいの浅いタナにコッパグレがいて、その下に30cmくらいのグレがチラチラ見えていたので、マキエと付けエサをずらすとサイズの良いグレを釣り上げることができました。セミファイナルはこの勢いのまま勝ち上がりたいと思います」
表彰式の結びには、役員を務めた田中修司インストラクターから選手たちに挨拶がありました。
「負けたときこそ飛躍のチャンス。1つでも2つでも課題を持ち帰って、復習して、またここ(ジャパンカップ)に戻ってきてほしい。僕も若い頃は少しでも先輩に追いつけるように頑張ってきました。次はあなたたちが僕を追い越す番です!」
こうして和やかな雰囲気の中、無事に大会を終えることができました。ご協力いただいた渡船様や関係者のみなさん、そして猛暑のもと全力で試合を戦い抜いた選手のみなさんに厚く御礼申し上げます。
フォトレポート
受付・抽選
受付・抽選
受付・抽選
開会式
タックルチェック
乗船風景
渡礁風景
大会風景
大会風景
大会風景
帰港風景
検量
検量
釣果
釣果
釣果
釣果
釣果
釣果
上位入賞選手
表彰式
インタビュー
1位
集合写真
成績表
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