ステファーノグランプリ2022

  • 大会レポート

久比里地区予選

久比里地区予選通過者の皆さん

メインの釣り場は竹岡沖水深25メートル前後

日時 2022年10月27日(木)
場所 神奈川県 久比里地区
天候 晴れ時々曇り
風向 北東風

当初は10月6日に開催するはずだった久比里予選は悪天候のため延期となったが、予備日となる27日に無事開催の運びとなった。会場は久比里の船宿群からほど近い、神奈川県横須賀市長瀬、開国橋横の特設会場である。


 

開国橋横にある特設会場にて、まずは消毒後に釣り座抽選

開会のあいさつ

 

 

参加船は横須賀市久比里の巳之助丸2船、山下丸、やまてん丸各1船の計4船。参加者83名は抽選で船と釣り座が決められ、今回も釣ったカワハギの総枚数、上位3名が決勝へと進出するルールだ。当日は6時半から受付と抽選、7時より開会式、7時半から乗船、8時過ぎに出船という流れになった。


 

平作川河口の船着き場から乗船

全船がそろったところで竹岡沖に向けて一斉に出船

 

 

釣り場となったのは航程20分ほどの東京湾竹岡沖。目下のところ関東周辺のカワハギ釣り場で最も安定した釣果を得ている釣り場であるが、前日までのシケ、そして大発生しているサバフグがどう影響するかが気がかりだ。

 

 

穏やかな海上、
絶好の釣り日和ではあったが……

25メートルダチのポイント。
海底には所どころにツブ根

約4時間半の短期決戦のスタート
(山下丸にて)

 

 

シケ前までは15メートルダチの浅場がメインだったが、各船が選んだポイントは水深25メートル前後。船長が言うには、水温が大きく下がって深場に落ちたからだという。開始直後から15~20センチの中型が顔を出す。釣った方の話では、タナはほとんど底、ゲストも含め活性はそれほど高くないようだ。

 

 

佐々木健仁選手はスタートの出遅れが響いた

鈴木孝選手もあと一歩届かず

 

 

恐れていたサバフグも水温が下がったせいか、ひところよりは少なくなっている。小さいアタリをしっかりととらえ、確実にハリ掛かりさせるのがこの日のパターン。バラシも多く。各選手、釣り方や竿、ハリの選択に頭を悩ませていた。

 

 

タナはベタ底で下バリに掛かることが多かった

山下丸で2位通過の増澤始選手

ひところより大型は少なくなった

 

 

納竿は13時。ただちに検量が行われ、14時ごろから表彰式が行われた。予選ルールどおり各船3位まで(同数の場合は4人まで)が決勝進出の権利を獲得。また各船横取り方式で4船のトップの中から上位3名(同数の場合はジャンケン)が総合入賞者として表彰された。その結果、巳之助丸1号船の土田茂雄選手が16枚を釣って優勝となった。

 

 

表彰式は各船の予選通過者の発表と認定書の授与から

閉会式のトリを飾るジャンケン大会

総合順位

順位 選手名(敬称略) 船名 釣果(枚数)
1 土田 茂雄 みのすけ丸 1号船 16
2 土屋 冬樹 やまてん丸 15
3 田崎 一夫 山下丸 14

 

 

 

優勝 土田 茂雄(写真左)16枚
「竿は使い慣れたステファーノ攻H177SP、ハリは吸わせ系7号、くわせ4.5号の吸い込みやすいサイズに中オモリは1号です。キャストして誘いながら手前まで引いてきて、少しでもアタリがあったら止め、そこに出るアタリを掛けにいく感じです。少しずつオモリをひきずりながら、アタリが出るまで誘いを止めない釣り方でした」 
2位 土屋 冬樹(写真中央)15枚
「竿はステファーノ攻HHH173、ハリは吸わせ系7号、ハゲ4号の組み合わせに中オモリ2号を付けました。硬めの竿は遠投力もあるし、手感度がよく伝わるので好んで使っています。この日はキャストして速めの誘いで、積極的に掛ける釣り方でした。釣り座にも恵まれたと思います」 
3位 田崎 一夫(写真右)14枚
「竿はステファーノ攻SS175、ハリは吸わせ系の7号、仕掛け上部に2号、枝間に1.5号の2個付けです。軽く投げてから中オモリを生かしてハワセ、ゼロテン、上のハリまで底に着けるイメージです。SSの目感度を生かして少しでも違和感があったら合わせるという釣り方でした」 

みのすけ丸 1号船

順位 選手名(敬称略) 釣果(枚数)
1 土田 茂雄 16
2 小前 淳 14
3 宮澤 幸則 12
3 池田 直行

12

 

 

※撮影時のみマスクを外して撮影しております。

 

 

みのすけ丸 2号船

順位 選手名(敬称略) 釣果(枚数)
1 山下 耕治 12
2 加賀谷 匠 11
3 石渡 隆也

10

 

 

※撮影時のみマスクを外して撮影しております。

 

 

 

山下丸

順位 選手名(敬称略) 釣果(枚数)
1 田崎 一夫 14
2 増澤 始 13
2 大崎 勝

13

 

 

※撮影時のみマスクを外して撮影しております。

 

 

やまてん丸

順位 選手名(敬称略) 釣果(枚数)
1 土屋 冬樹 15
2 味埜 敏郎 12
3 鶴岡 克則 8
4 川本 勝 8

 

 

※撮影時のみマスクを外して撮影しております。