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クロダイ(チヌ)釣り選手権大会
第13回全国(2024年度)大会 大会結果
シマノジャパンカップクロダイ(チヌ)
第13回 全国(2024年度)大会 ダイジェスト
前夜祭(組合せ抽選会)
5月13日(火)に前夜祭(組合せ抽選会)が開催された。乾杯の挨拶は前回優勝者・辻憲志郎選手。
組合せ抽選会でゼッケン番号と予選リーグ3試合の対戦相手が決定。
主催者を代表して、株式会社シマノ 釣具マーケティング部 部長 岩渕正和が挨拶を行った。
ご多忙中にもかかわらず、一般財団法人 周南観光コンベンション協会 副会長 渡辺明彦様にご臨席賜り、ご挨拶を頂戴しました。
大会及び懇親会でのスムーズな司会進行はタレントの田中梨乃さん。
予選リーグ
エサ及びタックルチェックは試合毎に行われた。
抽選で決まった渡船3船に乗船して第1試合の磯へ向かう。
予選リーグ 第1試合
組合せ抽選会で決まった選手と前後半戦各1時間(インターバル10分)の対戦。
第1試合では30名中26名がクロダイを釣り上げ、徳山湾の魚影の濃さを印象付けた。
検量は風防を設置して風の影響をシャットアウトし、デジタルスケールにて正確に行われた。
釣れたクロダイは海水を入れたフィッシュバッカン(エアーポンプ付き)の中でキープ。選手は試合終了後3分で検量する5尾を選択し、他のクロダイはその場でリリース。
検量対象魚は検量後に速やかにリリースした。
予選リーグ 第2試合
第2試合では第9回優勝者・百合野崇選手と前年度3位の下西ノ園大地選手が対戦。アタリの少ない中、両選手とも釣技を駆使して1匹ずつクロダイを釣り上げた。検量の結果、180g差で百合野選手が勝利。
第2試合も多くの選手がクロダイを釣り上げて検量に持ち込んだ。
予選リーグ第3試合
境界線は対戦する選手同士が相談して決める。
第3試合ではここまで2勝している力石將弘選手が高橋雅俊選手と対戦。385g差で勝利し、3勝(勝ポイント9)でトーナメント戦への進出を決めた。
第3試合でも良型クロダイが検量に持ち込まれた。矢吹壮選手が予選リーグ最重量となる6,703gの釣果を上げた。
懇親会
5月14日(水)の夜に行われた懇親会にて決勝トーナメント戦に進出する8名の選手と対戦相手が発表された。
準々決勝の組合せはA組が力石將弘選手と笹野三喜男選手、B組が山田雄士選手と矢吹壮選手、C組が波多江義孝選手と米本和幸選手、D組が辻憲志郎選手と吉岡伸選手となった。
準々決勝
準々決勝B組の山田選手と矢吹選手の試合は「洲島の広場の横」で行われた。先行したのは矢吹選手でそれを山田選手が追う展開。検量の結果、313g差で矢吹選手が準決勝へ勝ち進んだ。
準々決勝A組の力石選手と笹野選手の試合は両選手とも良型を5尾揃える激戦。検量の結果は、力石選手4,338gに対して笹野選手は4,340g。2g差で笹野選手が準決勝へと勝ち上がった。
準決勝の組合せは矢吹選手と笹野選手、吉岡選手と波多江選手の対戦となった。
準決勝
吉岡選手と波多江選手の準決勝。吉岡選手が前半戦からリードし、後半戦残り10分で5尾の規定尾数を達成。一方の波多江選手は前半戦は0尾だったが、後半戦にパターンを掴み45分間で4尾まで追い上げた。そして残り1分を切ったところで波多江選手が5尾目のクロダイをヒットさせ、時間内に取り込んで同尾数とした。検量の結果、波多江選手が223g差で逆転の決勝戦進出を決めた。
矢吹選手と笹野選手の試合は5,494gの好釣果を上げた笹野選手が決勝戦に進出した。
決勝戦
決勝戦は波多江選手と笹野選手の対戦。
決勝戦の舞台「水場2番」に到着。
たくさんのギャラリーやスタッフが決勝戦を見守った。
SHIMANO TVの解説は大知昭さんと山口美咲さん
ホーンとともに決勝戦がスタートした。
決勝戦。2度目の優勝を狙う波多江選手が前半戦で規定尾数の5尾を揃えて先行。波多江選手はその後もクロダイを追加し、2時間で合計11尾のチヌを釣り上げた。前半戦1尾だった笹野選手は後半にペースを上げ、試合終了間際に4尾目のクロダイを釣り上げて波多江選手を追い上げるも、ここで試合終了のホーンが鳴った。
港に戻りギャラリーやスタッフが見守る中、検量スタート。波多江選手は4,917g、笹野選手は3,251g。波多江選手が史上初となるジャパンカップクロダイV2の偉業を成し遂げた。
表彰式
主催者を代表して、株式会社シマノ 釣具マーケティング部 部長 岩渕正和が挨拶を行った。
周南市市長 藤井律子様にご臨席賜り、ご挨拶を頂戴しました。
上位入賞者はレッドカーペットを歩いて表彰台に向かう。
上位入賞者にメダルと表彰状を授与。
優勝の波多江選手には優勝カップとジャパンカップ チャンピオンキャップが、2~3位の選手には入賞カップが贈られた。
優勝の波多江選手には、チャンピオン刻印入りセイコー プロスペック腕時計、他の上位入賞者3名にはジャパンカップオリジナル 特製ファイナリスト タンブラーが贈られた。
副賞として周南市様から、優勝した波多江選手に「周南三大酒蔵セット(「中島屋酒造場 カネナカ生酛純米酒」「はつもみぢ 原田 純米吟醸」「山縣本店 防長鶴」各1本の3本セット)」が、準優勝の笹野選手には「鹿野高原豚使用のカレーと周南市ブランド米のセット」が贈呈されました。
一般財団法人 周南観光コンベンション協会様から参加選手全員に「特攻の島 海軍カレー赤」が贈呈されました。
上位入賞者へのインタビューはシマノアドバイザーの大知昭さんが行った。
今大会に参加した30名の精鋭たち。