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第7回 炎月×FREE SLIDE 鯛ラバ CUP
予選2023 in北九州大会
1位 嬉里 耕三 選手/2位 井上 健司 選手/3位 宮下 貴光 選手
日時 | 2023年6月17日(5月20日予定が天候不良のため延期にて開催) |
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場所 | 福岡県北九州市 日明港 |
天候 | 晴れ |
天候不良で延期となっていた第7回炎月×FREESLIDE鯛ラバCUP予選2023in北九州だが、今回は好天にも恵まれ、北九州市小倉北区西港の日明港にて無事に開催された。
港には早朝から四季丸、海季丸、亀吉、GROOVE、EBISUYA、Queen‘s510が待機。午前5時から始まった選手受付で乗船する船と釣り座が決まり、開会式での注意事項の説明のあと乗船を開始。
参加者は、四季丸、海季丸、亀吉、GROOVE EBISUYA、Queen‘s510の6船に分かれて乗船。
午前6時、参加者を乗せた船が今回の大会エリアである角島沖を目指して出港。1時間半ほどで角島沖に到着し、午前8時前のホーンの合図で大会がスタート。
記者が同船した四季丸の各選手は「水深82m、底から10mくらいにいい反応」との船長のアナウンスに促され、一斉に鯛ラバを落とす。好漁場だけあって開始直後から頻繁にアタリが続き、次々にロッドが曲がり、マダイがランディングされる。開始直後からの連発モードも落ち着きアタリが減ると、船長は細かくポイントを移動。その度に魚からの反応があり、各選手は続々と良型マダイをキャッチした。この日の潮流は0.9~1ノットで、100g前後のヘッドウェイトを使う選手が多かった。船長曰く、このエリアは最速1.5ノットにまでなるので、強風対策なども含め鯛ラバは150gまでは準備してほしいとのこと。今回も最終的に乗船者は全員120g以上まで使用していた。
大会終了が午後1時のため午前11時に2度目の移動。残り3時間、検量は25㎝以上のマダイ3枚の総重量というルール。すでに乗船者全員が3枚以上釣り上げていたので、少しでも大型のマダイと入れ替えることができるかが上位入賞の決め手となった。そして参加者たちは、終了のホーンが鳴ったときに掛かっているマダイは有効というルールなので、最後の瞬間まで集中力を切らさないように鯛ラバを落としていった。
港に戻り、各自マダイにつけた結束バンドのカラーで取り分け、受付のときに受け取ったビニール袋に自信のあるマダイ3枚を入れて検量所に持ち込む。検量所では5㎏代の検量が多いなか、9㎏代が現れた。これで決まりかと思っていると、長寸75㎝のビッグサイズを持ち込む強者が2人も現れ上位入賞のハードルが一気に上がった。
結果、優勝は嬉里 耕三 選手(11.74㎏)、準優勝は井上 健司 選手(11.26㎏)、3位は宮下 貴光 選手(9.94㎏)、4位は重岡 裕己 選手(9.44㎏)、5位は杉本 孝一 選手(9.32㎏)、6位は宇都宮 秀一 選手(9.25㎏)となり、この6名が10月14日に兵庫県明石市で開催される決勝大会への進出権を獲得した。レディース賞には西村 綾香 選手、大物賞には75.0㎝の同寸でジャンケンに勝った井上 健司 選手に贈られた。最後に赤澤さんとのジャンケンによる抽選会で会場は盛り上がり、第7回炎月×FREESLIDE鯛ラバCUP予選2023 in北九州は無事幕を閉じた。選手の皆さん、ご参加、撮影協力等、ありがとうございました。
検量は3枚の合計重量。検量所には次々とマダイが持ち込まれた。75cmの大型も持ち込まれた。
優勝者のコメント
1位の嬉里 耕三選手。75cmを頭に3枚の総重量11.74㎏で、見事優勝を手にした。「75.0㎝のマダイが釣れた時は、11時半頃になって周りのアタリが止まったので、このような時は大型が出ることが多いなと思いながら釣っていました。着底から速巻きで25回ほど巻き上げたところで違和感があり、2~3回巻くとカツカツと小さなアタリが出て、30回巻いたところで乗ってきました。最初はそんなに引かなかったのでたいしたサイズではないと思いましたが、浮いてきてからドラグが出たので良いサイズと思い慎重にやりとりをして取り込みました」。嬉里 耕三 選手のビッグワンは、ヒットするタイミングの読みと、集中力を切らさずに釣り続けたからこそ得られた釣果だった。『九州タイラバの会』長崎支部に所属し、「マダイが釣れる所なら、どこへでも行きますよ」と言うほど、鯛ラバをこよなく愛する鯛ラバ王だった。嬉里 耕三 選手が使用したタックルは、ロッドは炎月プレミアムB72-M、リールはオシアコンクエストリミテッド200HG、ラインはPE0.8号、リーダー4号。鯛ラバはハヤブサフリースライドTGヘッド125gのオレンジゴールドにシマノ炎月ストロングカーリーオレンジラメ。
2位の井上 健司 選手は、75cmを釣り上げ、2位と大物賞を手にした。
写真上段左が3位の宮下 貴光 選手、上段右が4位の重岡 裕己 選手、写真下段左が5位の杉本 孝一 選手、下段右が6位の宇都宮 秀一 選手。1位の嬉里 耕三 選手、2位の井上 健司 選手を含め、上位6名が決勝大会(10月14兵庫県明石大会)の出場権を獲得した。おめでとうございます。
レディース賞に輝いた西村 綾香 選手(写真左)。最後はじゃんけん大会で、和気あいあいとした雰囲気で幕を閉じた。
成績表
※敬称略
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