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クロダイ(チヌ)釣り選手権大会
第10回全国(2020年度)大会 大会結果
シマノ ジャパンカップ クロダイ(チヌ)
第10回全国(2020年度)大会 ダイジェスト
フォトレポート
試合当日の朝、会場で予選3試合の抽選が行なわれた。
マキエは選手たちが事前に作っておき、当日の朝にバッカンに移し替えた。
試合は基本、マンツーマンで行われる。各組は渡船に分乗し、渡礁していく。
試合には審判が同行。審判業務の傍ら、必要に応じて、荷物移動や磯の清掃もサポートする。
大藤島の扇バエでの、第4回優勝の村岡選手と九州A大会を勝ち上がった堤選手との1戦は村岡選手の勝利。前半戦に磯際のシモリをじっくりと探り、価値ある1匹を釣りあげた。その後は両者1匹も出ず、村岡選手が逃げ切った。
大藤島の長イソで竿を曲げているのは松本孝幸選手。
大藤島の長イソの第一試合を制したのは、波多江選手。3匹釣り、総重量 4,498g で暫定トップに躍り出た。
風防を設置し、風の影響をシャットアウト。検量はデジタルスケールを用いて正確に行なわれる。
釣果は活かしバッカンで生きたままキープし、検量を終えたら魚はすべてリリース。元気に泳いで行った。
第1試合の釣果1
第1試合の釣果2
第1試合の釣果3
第1試合の釣果4
第1試合の釣果5
第1試合の釣果6
第1試合の釣果7
注目は前回大会優勝の百合野選手とチヌ釣りエキスパート・大知昭さんの息子である大知正人選手との一戦。舞台は大藤島のタキの下。どちらも師匠は大知昭さんであり、同門対決となった。この勝負に競り勝ったのが大知選手。終了30分前の時合を逃さず、遠投してカケアガリの際を斜めに引いて探ると待望の1匹がヒット。
大藤島の長イソで6,120gという驚異的な釣果を出した矢野選手。
ぶどう園下に入った川添選手。良型を3匹揃えて3,186gという好釣果だった。
第2試合の釣果1
第2試合の釣果2
第2試合の釣果3
第2試合の釣果4
第2試合の釣果5
第2試合の釣果6
第2試合の釣果7
第2試合の釣果8
カンノンシタで行なわれた暫定3位の波多江選手と百合野選手との1戦は引き分け。湾内の静かなワンドは前日の大雨の影響をもろに受けたようだった。クロダイの気配はなく、掛かるのはヘダイばかり。上位選手が負ける中、波多江選手は引き分けで持ちこたえ、暫定1位に浮上。
第3試合の最高釣果6,092gを出したのが前回大会3位の内海選手。また、51.6㎝は今回の最大長寸でもあった。
第3試合の釣果1
第3試合の釣果2
第3試合の釣果3
第3試合の釣果4
第3試合の釣果5
第3試合の釣果6
決勝進出を決めた波多江選手と村岡選手
いざ、最終決戦の舞台・イシハトへ!
両者が納得のいく形でエリア決めが行なわれ、ホーンの合図とともに決勝戦がスタート。
選手全員とプレスが勝負の行方を固唾を飲んで見守った。
決勝の舞台となったのがイシハト。石積みで作られた波止の周りに、藻場とシモリからなる砂地が広がる。10時30分にホーンが鳴り響き、2時間の勝負が開始。硬直状態が続いたが、前半終了間際、11時18分に均衡を破る1匹が村岡選手のタモに収まった。後半の11時55分に波多江選手が釣り、勝負の行方は分からなくなった。その20分後にも1匹を追加し、残り時間15分での逆転。しかし、これで終わらず、終了の3分前にダメ押しとなる1匹を釣り、波多江選手の優勝となった。
SHIMANO TVの解説はインストラクターの大知 昭氏、フィールドテスターの百合野崇選手、フィールドテスターの山口美咲さんが務めた。
検量の結果は波多江選手4,530g、村岡選手1,543gで波多江選手が悲願の初優勝となった。
決勝戦にふさわしいスリリングな試合を見せてくれた波多江選手と村岡選手。
主催者を代表し、株式会社シマノ開発設計部部長 北島啓吾が挨拶を行なった。
ご多忙中にもかかわらず、宿毛市市長 中平富宏様にご臨席賜り、ご挨拶を頂戴しました。
今大会でのスムーズな司会進行はタレントの荒井沙織さん。
優勝の波多江選手にはチャンピオン刻印入りセイコー・プロスペックス、その他の選手にはIHクッカーピッコリーノが贈られた。
上位3名には宿毛市様より宿毛小夏が贈られた。
一般社団法人宿毛市観光協会様より出場選手全員に直七のポン酢が贈られた。代表して上位3名が受け取った。
上位3名へのインタビューはシマノインストラクターの大知 昭氏が行なった。
ジャパンカップの最後を締めくくるのは上位3選手によるシャンパンシャワー。
今大会に出場した22名の精鋭たち。