(グレ)釣り選手権大会

第37回(2023年度)全国大会 大会結果

シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)
第37回(2023年度)全国大会 ダイジェスト

フォトレポート

 

 

 

 

 
 

試合前日、ホテルのフロント前で翌日からスタートする4試合の抽選が行なわれた。

 

 

 

 

大会初日の早朝はマキエ作りからスタート。スタッフは選手のサポートにまわる。また、タックルチェックは試合ごとに行なわれた。

 

 

せいわ、勢幸丸、イーグルの3船に分かれて渡船。

 

1組の対戦カードに対して基本的に1名の審判が同行。審判業務のほか、磯の説明、荷物移動、磯の清掃を行なう。

 

第1試合

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

朝焼けが眩しい中、試合はスタート。3連覇、5度頂点に立っている友松信彦選手と前田工選手の試合に注目が集まった。戦いの舞台は鳥小島ワンド。前田選手が友松選手を破るという大番狂せで大会は始まった。

 

 

風防を設置し、風の影響をシャットアウト。検量はデジタルスケールを用いて正確に行なわれる。

第2試合

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

手代の地の奥で行なわれた上原康平選手と五郎丸貴浩選手との一戦。前半から良型をキャッチしていた五郎丸選手が優勢だったが、後半の残り30分で上原選手が猛チャージ。あと一歩及ばず、五郎丸選手が逃げ切った。

 

 

第2試合で5321gと驚異的な釣果を上げた竹中満和選手。

第3試合

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

渋い状況の試合が多い中、乱打戦となったのが平瀬の地を舞台に繰り広げられた吉田健一郎選手と川添浩司選手との一戦。川添選手が試合を有利に進めていったが、後半になると吉田選手が良型のクチブトをコンスタントに釣り、入れ替えに成功。吉田選手の勝利。両者ともに4000gを超えるハイウエイトな戦いになった。

 

 

 

2日目は朝焼けが眩しく、決勝を控える最終日に相応しい空模様。コマセ作りを終えたら、選手全員で防波堤の清掃を行なった。

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

ここまで全勝、暫定1位の竹中選手と浜田裕二選手との試合。乗った磯は過去に数々の名勝負が行なわれてきた蠑螺島の長瀬。潮はまったく動かず、我慢の時間が続いたが、浜田選手が均衡を破った。後半にも1尾追加し、竹中選手に勝利。

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

決勝戦

 

決勝進出を決めた竹中選手と川添選手。

 

いざ、最終決戦の舞台、屋根尾の長瀬へ。

 

 

両者が納得のいく形でエリア決めが行なわれ、ホーンの合図とともに決勝戦がスタート。

 

 

 

選手全員とプレスが固唾を飲んで勝負の行方を見守った。SHIMANO TVの解説はフィールドテスターの山口美咲さんと今回、選手として出場したインストラクターの吉田選手と友松選手が務めた。

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

決勝の舞台は屋根尾の長瀬。先端部は沖から潮が差してきて、左手の釣り座はその引かれ潮の影響を受ける。両選手とも目まぐるしく変わる潮に翻弄されていた。潮が速く、じっくり流そうとするとすぐに境界線。前半は竹中選手有利で折り返したが、後半、先端に入った川添選手が良型を追加。果たして勝利の女神はどちらに微笑むか。

 

 

 

 

検量の結果、川添選手が1956g、竹中選手が1919gで川添選手が初優勝。

 

 

見応えのある接戦を繰り広げた2人。

 

 

主催者を代表し、株式会社シマノ 釣具事業部・企画部部長 岩渕正和が挨拶を行なった。

 

ご多忙中にもかかわらず、一般社団法人 五島市観光協会会長の野口喬史様にご臨席賜り、ご挨拶を頂戴しました。

 

今大会でのスムーズな司会進行はタレントの田中梨乃さん。

 

優勝の川添選手にはチャンピオン刻印入りカシオ オシアナス クラシックライン、その他の選手にはツインバードくつ乾燥機が贈られた。

 

優勝の川添選手には五島市観光協会から、当地の名産品が贈られた。

 

上位3名へのインタビューはシマノフィールドテスターの山口さんが行った。

 

ジャパンカップの最後を締めくくるのは上位3選手によるシャンパンシャワー。

 

今大会に出場した24名の精鋭たち。